
シナイ山山頂で御来光を拝むために、夜11時にダハブの町を出発。
深夜1時にシナイ山の麓に位置する聖カトリーナに到着。因みに、この聖カトリーナも世界遺産に登録されている最古のキリスト教修道院。
深夜1時半、暗闇の中登山を始める。ゴツゴツした石の山道を懐中電灯と前を歩く影を追いながら一歩一歩進んでいく、道が分からないので前へ倣えするより仕方が無いのだ。
時折、隣ではラクダの背中に乗って登山する参拝者や、満天に広がる夜空を拝みながら約3時間掛けて頂上まで登りきった。
時刻は4時半。日の出まで、あと1時間。
山頂の茶屋で振舞われたお茶で暖を取り、寒さに身を凍らせながら、空が明るみ始めるのを待つ。恐ろしく風が強い。
山を登りきった日本人同士(その中には、10日間一緒に行動し2日前に別れた友人2人も)で毛布やシュラフを広げ風をしのぎながら、待つこと1時間。
稜線あたりが白み始め、徐々に茜色に染まってくる。
周りからは色々な世界各国の言葉で「おぉー」と感嘆の言葉が洩れる。
おそらく韓国人であろうグループからは賛美歌を歌う声も聞こえる。
ユダヤ教の信者でもなければ、キリスト教信者で無くても、モーセが十戒を授かったとされるシナイ山の山頂から拝む御来光は感動ですよ。

密かに御来光って初めての経験で、初体験をこんなに聖なる山で味わえるなんて幸せ。