
ジャール平原のツアーを経て帰ってきた宿では体がダルイ。
しかし先を急ぎたい。
一気にラオスの首都ヴィエンチャンまで。
ヴィエンチャンまで移動し一泊のみ。
体の調子も芳しくないのでヴィエンチャンはメシ喰って寝たのみ。
更に先を急ぐ。体の調子も少しは戻りつつあったので。
翌日、国境を跨ぎタイ側のノーンカイの町に。
そこで見つけたバンコク行きのバス。
私は、客引きのオバちゃんに「このバスはバンコクに行くのか?」と確認。
オバちゃん「そうだ。バンコク行きだ」「さぁ早く乗れ。出るぞ」
私「いくらだ?」
オバちゃん「350バーツだ」
私「バーツは持ってないけど、良いか?」
オバちゃん「良いから乗れ」
流れでバスに乗り込む。
動き出したバスの中オバちゃんは早速チケットを売りに来た。
オバちゃん「350バーツだ」
私「バーツは無いんで、ドルで良いか?」と10ドル札を出す。
オバちゃん「おー!!350バーツだって言ってるだろ。350バーツ」
私「最初から言ってるだろ、バーツは無いって。10ドルで大体370バーツくらいになるって」
オバちゃん「おー!!350バーツだ。おー」
私「だから、これで370バーツくらいになるんだって」
何度か、同じような押し問答が続いて降ろされるんちゃうかと思ってたら、何度かのやり取りの後、割とあっさり交渉成立。
普通に10ドル受け取って、20バーツのお釣りまで返って来た。(お釣りを渡されなかったら渡されなかったで怒り出してたかもしれないけど、内心お釣りの分は諦めていた)
一気に移動する事10数時間。バンコクに到着。2日に亘る移動は、一体何㎞だよ。800km以上は行ってるんじゃない?

体調の悪い中の過酷移動は、知らず知らずに体を痛めつけ、日本に帰る頃には2週間の旅にも関わらず4㎏近く体重が落ちていた。おー、ダイエット。